ニキビ倶楽部〔失敗ニキビ対策・成功ニキビ対策〕私たちがにきびと格闘した合計 26 年半のにきび格闘報告レポート

ニキビについて知りたい 7.ニキビ撲滅!大作戦(その2)

栄養についてご理解頂けたら、次にやることは、、、
いっぱいあるので、順番に読んでみてね。出来る物から順番にやっていこー。

●水ぶくれスキンケアの見直し

今の一般的なスキンケアの仕組みは、合成界面活性剤により肌のバリアを破壊して、水分を強制的に肌の吸い込ませる方法です。化粧水をつけてどんどん肌に吸い込む感じ、これがその化粧水です。こういうスキンケアは、使用感はいいのですが肌の根本的な仕組み(=皮脂と水分で肌細胞の間を満たしてバリアを形成する)を完全に無視した方法なのです。
スキンケアは肌の力を引き出す物だと思います。私の場合はなるべくシンプルな組成で合成界面活性剤を使っていない製品を選んでいます。使ってすぐに肌が甦る、なんて事はありませんが、長い目で見るとこの方が断然いいですよ。

●メイクをしている時間を短く

お肌は、何もつけていない状態が自然なのですが、メイクは肌の表面を覆って、毛穴もふさいでしまいます。特に乗りが良くて落ちにくいメイクの場合はそうです。
ニキビを治そうと思ったら、本来はメイクをしない方がいいのですが、ノーメイクで会社に行くわけにも行きませんよね。
そこで気をつけて欲しいのは、ファンデーションはリキッドタイプは使わずにパウダータイプを使用してください。そしてメイクをしている時間をなるべく短時間にすること。帰宅したらすぐに洗顔。
メイクを落とす場合に石鹸だけでしっかり落ちればいいのですが、なかなか石鹸だけでは落ちない場合もあります。その場合はクレンジングを使ってメイクを落とします。だけどここで必ずやって欲しいのが、クレンジングをしっかり落とすこと。クレンジングは肌に凄く負担になります。クレンジングの後で必ず石鹸で洗顔をしてください。簡単な拭き取りタイプのクレンジングはダメですよ。毛穴に残ったメイクがどんどんニキビを悪化させます。

●洗顔を見直そう

ただし石鹸でも成分を見ると実際には石鹸ではない物もあります。成分もしっかりチェックしてくださいね。
洗顔の目的な肌の汚れ(メイクも含む)と不要な角質を取り除くこと。不必要な洗顔は必要な皮脂まで落としてしまい、肌の乾燥を招きます。乾燥は肌の柔軟性を奪い大人ニキビの原因にもなってしまいます。
よくある間違いに、「ニキビにはサッパリさせるのが一番」と洗浄力が強い洗顔で、皮脂から何から全部とって、その後でしっとりタイプの化粧水や乳液で保湿する人。これは自分自身の天然保湿クリームをはぎ取って、人工のクリームに置き換えているような物なのですよ。間違ってます!

●洗顔その2

洗顔についてもう少し。
洗顔はニキビのタイプによって考えを変えてください。

■皮脂分泌が多すぎるオイリー型のニキビ
皮脂が通りやすいようにある程度洗顔をしっかりやっても大丈夫です。
■乾燥肌タイプのニキビ
お肌が乾燥している場合、洗顔を行うと肌の保湿成分であるひしがなくなってしまいますから清潔に保つ必要最小限の洗顔にしましょう。

●保湿について

ドライタイプのニキビの場合、保湿も大切になります。肌が乾燥していると角質が上手に形成されずガサガサに積み重なっているような状態になり、毛穴をふさぎやすくなってしまいます。きめの整った肌にすることでニキビも解消していきます。そこで洗顔後は保湿力が高い化粧水を使いたいところですが、化粧水は使用直後の使用感をよくするために、合成界面活性剤や合成ポリマーが配合されている物がおおいのです。こういう化粧水は、確かに保湿力があっても毛穴をふさぐ原因になります。化粧水は自然な素材で化学成分が極力入っていない物を使用しましょう。

●紫外線対策

紫外線は古い言葉で言うと、お肌にとって『百害あって一利無し』ってやつです。
もし「俺は小麦色の健康的な女がいい」なんておとこがいたら、迷わず蹴飛ばしましょう。紫外線対策は夏やる物なんて言わずに、1年中行うのがお勧めです。基本的にはメイクをする場合にUVカット機能付きの物を使うことをお勧めします。それに紫外線が強い夏は下地クリームにもUVカット機能付き。UVカット機能付きの日傘、もしくは帽子を必ず利用しましょう。若い頃は皆さん気にしないかもしれませんが、10年後の肌年齢にムチャンコ差がつきます。いまは幼児の頃から紫外線対策が必要だと言われています。我が家の幼稚園の娘も特に夏場は必ず日焼け止めクリームをつけるようにしています。

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